新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げるという方針を岸田首相が表明したそうですね。
(以下、上記記事より一部引用)
岸田文雄首相が、3年間に及ぶ新型コロナウイルス対策の「平時」移行に、大きくかじを切った。感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を表明。4月の統一地方選や衆院補欠選挙をにらみ、社会経済活動の正常化に道筋を付け、政権浮揚を図る思惑も透ける。
(中略)
統一選や補選を控え、内閣支持率の低迷が続く政権の焦りも背景にある。「世論の期待もあるからな」。政府関係者によると、首相は18日に加藤勝信厚生労働相と今後の対応を協議した際、自身の本音を吐露。この場で5類移行の方向性が固まったという。
結局、自分自身の政治生命を維持するために、世論を無視するわけにはいかなかったようですね。(国民のことを思ってくれているわけではなさそうです。)
23日(今日)、厚生科学審議会が開かれて、そこで最終判断が行われるようですが・・・
出典:日本経済新聞 2023年1月21日(土)
厚生科学審議会で、ファイザーから送られてきた人が、どのような影響を及ぼすのでしょう。
5類に引き下げになることについて、間違った情報が広がっているようです。
楊井人文弁護士のツイッターが参考になりますので、掲載させていただきます。
【要注意】「5類とマスクは全く関係ない」という言説が拡散していますが、感染の有無にかかわらず一律にマスク等を「要請」する法的根拠は特措法とそれに基づく基本的対処方針にあり、5類になるとそうした要請の法的根拠も失われます。
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) January 22, 2023
▼内閣官房サイトhttps://t.co/0cgr20v5BB https://t.co/oQvAOFD1OZ
【要注意】「逆に診る医療機関が減ることが分かる」というのは誤りです。倉原医師の記事で引用されているアンケート結果は、変更により「現在診ていない」医師のうち33.3%が「診療できる」ようになると回答したものであり、「現在診ている」医師が「減る」という結果ではありません。 https://t.co/hulKmuubpD
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) January 20, 2023
どのような情報に巡り合えるのか、そして、どのような情報を信じるのか・・・
それによって、その後の人生は大きく違ってきてしまいますね。
どこまでいっても、彼らを信じることはできません。