楊井人文 弁護士のツイッターに、選挙特番が流す”虚報”について書かれていましたので、掲載させていただきます。メディアの虚報に騙されないようにしたいですね。
【コメントしました】メディアが勝手に括っている「同床異夢の改憲勢力」がいくら多くの議席をとっても、現実の改憲プロセスは前進しないことは証明されています→https://t.co/PQOIqIfnOZ https://t.co/B6HMpz8zyB
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) July 10, 2022
(以下、上記記事より引用)
「改憲勢力が3分の2を獲得しました。これで憲法改正発議が可能になります」と流す選挙特番もあるようですが、実際は「具体的な改憲案で一致した勢力」が3分の2を超えないと発議には至りません。メディアが勝手に名付けている「同床異夢の改憲勢力」がいくら多くの議席をとっても、改憲プロセスは前進しないことは証明されています。
第二次安倍政権の発足まもない2013年参院選でも、メディアは「改憲勢力」が衆参両院で3分の2を超えたと大きく報じました。その後、憲法改正を強く意識していた安倍政権のもと、2014年総選挙、2016年参院選、2017年総選挙と、4回の国政選挙で「改憲勢力3分の2を維持」と報じ、そのたびに「改憲発議は間近」であるかのような報道を繰り返してきました。現実に一歩も進まなかったのは、メディアのいう「改憲勢力」が、何ら実態を伴わない恣意的な「カテゴライズ」だったからにほかなりません。
(以下、上記記事より引用)
166は国会発議に必要な総議員の3分の2のラインに相当する。9条への自衛隊明記と緊急事態条項新設に力点を置く自民党は直近の民意を得たとして、議論の進展を狙う。
「改憲勢力が3分の2を獲得しました。これで憲法改正発議が可能になります」と流す選挙特番は"虚報"に等しい。実際は、改憲案で一致した勢力が3分の2を超えないと発議には至りません https://t.co/PpgrPlmwWi
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) July 10, 2022
【再掲】参院選 「改憲勢力3分の2」が焦点? メディアが報じない5つのファクト、1つの視点(2016.7.8)
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) July 10, 2022
→6年前の検証です。野党は様変わりしましたが、本質的に「改憲勢力」報道の無意味さは変わりませんhttps://t.co/siLSpQaqDn
【再掲】元日の虚報 「改憲勢力3分の2で発議加速」しなかった現実を直視せよ(2019.1.3)
— 楊井人文 Yanai Hitofumi (@yanai_factcheck) July 10, 2022
→こちらは3年前。メディアはいつまで「改憲勢力3分の2」なる空虚でステレオタイプな概念を再生産し続けるのでしょうか…https://t.co/pCjjgJKpyv
みんな、ボールペン持参で投票に行ったみたいですね。頼もしいです。ダメもとでも、諦めたくないですよね。私も当然ボールペンで書いてきました。