CoRoNano

Continuation of RO(reverse osmosis operation) at the nano-level

Googleによるダックダックゴー買収の噂はフェイクニュース。

次世代検索エンジン、ダックダックゴーがGoogleに買収されたという噂が、2020年11月と2021年11月に流れたようですが、これはフェイクニュースだと思われます。

本当だったら、もう、世の中の本当の情報が検索できなくなってしまうところですが、大丈夫みたいですよ。

 

https://macry.net/news/google-duckduckgo-acquisition-fakenews/

以下、上記リンク記事より引用。

Googleによるダックダックゴー買収の噂は本当?フェイクニュース

しかし日本語や英語でニュースを検索しても特にGoogleが買収したという記事などは出ていませんでした。もし本当なら、結構大きな事態なのでニュースに出るはずです。憶測記事すら出ていません。

近しいニュースとしては2020年6月10日にForbesが掲載した記事で、Apple(アップル)が検索エンジンDuckDuckGoを買収すべきという案が出ているというものでした。「AppleiPhoneiPadのブラウザSafariGoogleを採用しているが、Googleの支配を崩すためにAppleは独自の検索エンジン保有すべきだ」という主張を紹介している記事です。Googleによる買収とはむしろ逆の方向性です。ちなみにGoogleSafariのデフォルト検索エンジンとして採用してもらう為に年間8,000億円〜9,000億円もAppleに支払っているというのは有名な話ですね。

ダックダックゴー買収の噂の発端

Googleがダックダックゴーを買収したという噂がどこからきているか調べてみると、以下の2つが見つかりました。後者のツイートは2021年11月20日時点で約1,000リツイート、2,000いいねがついており、このツイートが発端と思われます。

  • 1年前の2020年11月に個人ブログで買収について記載したデマ記事
  • Twitterでとある人物が2021年の11月に買収についてデマツイート

GAFA/GAFAM/FAANGなどと呼ばれるいわゆるアメリカのビッグテック企業に対する政府や民衆からの風当たりは強いです。ビッグテック企業とはGoogleの親会社Alphabet(アルファベット)、Amazon(アマゾン)、最近Meta(メタ)に社名変更しましたがFacebookフェイスブック)、Apple(アップル)、Microsoftマイクロソフト)、Netflix(ネットフリックス)です。独占的立場を利用して自社に有意になるよう働きかけているのではないかという疑惑をはじめとしてさまざまな疑惑、懸念、憶測があります。ただし、これら企業のセンセーショナルなニュースや噂にすぐに飛びつくのではなく、情報のソースをしっかり確認した上で判断することでフェイクニュースには騙されないようにしましょう。

 

ツイッター上では、デマのツイートをするアルバイトや、政府に都合の良い噂をツイートする会社まで存在するそうですね。

リツイートやいいねの数が異常に多いツイートは、デマのツイートだと思われます。

騙されないように、気をつけたいですね。