CoRoNano

Continuation of RO(reverse osmosis operation) at the nano-level

都道府県別の感染者数とワクチン接種率。感染予防対策としてのワクチン接種促進の妥当性は?新型コロナ対策の問題点について。

先日、加藤厚生労働大臣は、新型コロナ感染状況と今後の対策について、次のように述べられました。

www3.nhk.or.jp

(以下、上記記事より一部引用)

新型コロナの感染状況について加藤厚生労働大臣は、北海道や東北で新規感染者の増加が見られると指摘したうえで、いわゆる「第8波」につながる可能性も念頭に置いて、ワクチン接種の促進などに取り組んでいく考えを示しました。

(以下、省略)

 

以下は、新型コロナウイルス 都道府県別の感染者数・感染者マップ|NHK特設サイトに掲載されていた、直近1週間の人口10万人あたりの感染者数です。(11月11日までの情報)

”北海道や東北で” という限定した言い方が妥当なのか疑問ではありますが、(その発言には、何か別の意図があるようにも思うのですが、それはさておき。)北海道、山形、長野、宮城、秋田、福島、山梨、岩手、島根などが、感染者数が多くなっているという調査結果になっているようです。このデータが正しいのかどうかも疑問ですが。一応、こういう結果だそうです。

 

 

 

以下は、新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページに掲載されている資料(

https://www.kantei.go.jp/jp/content/kenbetsu-vaccination_data2.pdf

)を、ワクチン接種率が多い都道府県順に並べ替えて再編集したものです。

感染者数が多い都道府県は、ワクチン接種率も高めなので、第8波の予防策としてワクチン接種を促進するのは、対策にはならないと思います。

 

www3.nhk.or.jp

(以下、上記記事より一部引用)

ことし9月から始まった新型コロナウイルスのオミクロン株に対応したワクチンの接種を受けた人の数は国内で858万人余り、割合は6.8%となりました。

割合を見れば、接種する人は相当減りましたね。それでも858万人。0人になってほしいものです。

 

 
池田 信夫 アゴラ研究所所長(学術博士)の次の記事を掲載させていただきます。

agora-web.jp

(以下、上記記事より一部引用)

 

循環器系疾患として疑われるのは、ワクチン接種による心筋症である。日経新聞は「心筋症は死亡数の増加には影響していなかった」というが、心筋症の死因は「心不全」と書かれることが多い。心不全というのは心臓が止まったといっているだけで、ワクチン接種の直後に死亡した特殊なケース以外は、因果関係が追えない。

(中略)

奇妙なのは老衰である。 老衰が1年で2割も増えることは考えられないので、これは他に原因があったはずだ。一つはオミクロンで陽性者が激増したので、救急医療が追いつかなかったことだろう。8月の緊急搬送困難事案は毎週6000件を超えた。

 (中略)

ただ、これは救急車が4回以上たらい回しされただけで、最終的に入院できなかったケースはない。そのうち死亡率は5%程度だから、8月に緊急搬送の遅れで死亡した人は100人以下だった。病床使用率は6割以下だったので、医療がそれほど逼迫していたわけではない。

もう一つ考えられる要因は、自宅で死亡する高齢者が増えたことである。次の図のように自宅で亡くなる人は、昨年1年で3万人ぐらい増えた。 その原因の一つとして、救急車が間に合わなかったこともあるだろうか、本人が入院を望まないケースも多いという。

 (中略)

病院がコロナ患者を隔離する厳戒態勢になっているため、入院すると家族と面会できなくなるので、自宅で最期を迎えたいという高齢者が多い。これは単なる風邪になったオミクロン株をいまだに感染症法の2類以上の「死の病」として扱っている過剰医療が原因である。

これについては国のコロナ分科会の尾身会長も記者会見して「コロナの感染症法上の扱いを見直すべきだ」と提言したが、厚労省は変えない。インフルと同じ5類に落とすと感染症法の特別扱いがなくなるので、巨額の補助金を受けている病院が反対するからだ。

 

未だにワクチン接種を推し進めたり、巨額の補助金目当てに感染症法5類に落とすのを拒んだりと、何が目的の医療なのでしょう。もう、こういう愚かなことは、やめてほしいですね。