先日、中国のゲーム会社がAI搭載のバーチャル人型ロボットをCEOに任命した、という記事を掲載させていただきましたが、
(関連記事)CEOがロボット? NetDragon Websoft が、AI搭載のバーチャル人型ロボットをCEOに任命。ロボットに支配されてはいけない。
ノルウェーではAI政治が行われているそうです。
以下の記事に、そのことが書かれています。
(以下、上記記事より一部引用)
欧州の中でもデジタル化が最も進んでいるノルウェーでは、AIを活用した新たな試みがスタートし、世界の注目を集めている。
何かというと、「国家がとるべき政策の選択肢の評価をAIに任せる」という試みである。
具体的にはシリア難民の受け入れ拡大の是非を問うケース。ノルウェーではシリア難民を人道的観点から受け入れているが、地元住民との摩擦が深刻化している。そこで、「今後も難民を受け入れるべきか否か」が大きな政治課題となってきた。
しかし、政治家には決断が難しいため、受け入れを継続した場合と中断した場合の政治・経済的・社会的なプラスとマイナスをAIの力で客観的に評価し、国家にとっても公正な判断をさせようというわけだ。
そして、こちらの記事には、AIを神とする宗教団体が設立された、と書かれています。
(以下、上記記事より一部引用)
2015年にアメリカで、AIを神とする宗教団体「Way of the Future(未来の道)」が設立されました。この宗教団体の教えは、「AIにより生み出される神を崇拝し、社会発展に貢献すること」です。
ロボット導師や観音菩薩「マインダー」もいるそうです。
人間が、判断力を手放し、AIを神と崇拝し、AIの言いなりになってゆけば、そのような存在は、もはや、人間とは言えなくなるかもしれません。
人間としての能力や権利を放棄してはいけないと思います。
神様というのは、人間を創造された御方です。
AIは人間を創造することはできません。
むしろ、人間が、AIを創造しました。
AIが人間にとっての神様になることは、絶対にあり得ません。
そこのところを勘違いしないようにしたいですね。