今日も引き続き、
崎谷博征 先生の著書「今だから知るべき!ワクチンの真実」に書かれている感染症対策(シェディング対策)について引用させていただきたいと思います。
この本の帯に書かれている”ワクチンに頼らず感染症(=シェディング)を防ぐ15の心得”は、以下の通りです。
ワクチンに頼らず、感染症(シェディング)を防ぐ15の心得
1、糖のエネルギー代謝を高める
2、良質の糖、塩、タンパク質を日常的に摂取する
3、プーファ(多価不飽和脂肪酸)・フリーを目指す
4、LDLコレステロールを摂取する
5、酸化物質(電子受容物質)を摂取する
6、オレンジジュース(搾りたて・無添加)が効果的
7、コーヒーやお茶も効果的
8、エンドトキシンとセロトニンをブロックせよ
9、鉄と抗酸化物質を避ける
10、屋外に出て太陽光を浴びる
11、転地療法が効く
12、森林浴もおすすめ
13、空気洗浄機やイオン発生器を使用しない
14、消毒薬を使用しない
15、イソジン消毒をしない
ここからは、本の内容からの引用です。
感染症(=シェディング)にはワクチンではなく、糖のエネルギー代謝を高めることが重要。
糖のエネルギー代謝を高める重要なポイント(全13)のうち、1と2は、次の通りでした。
1.良質な糖、塩、タンパク質を日常的に摂取しておく&プーファ・フリー
3つ目のポイントは、以下の通りです。
3.酸化物質(電子受容物質)を摂取する
(中略)
現代医学だけでなく、自然治療家(ナチュロパシーなどの代替医療)も、残念ながらリアルサイエンスをまったく理解していません。その代表的な過ちが「酸化ストレス」が慢性病の主原因としているところです。よりによって、「酸化ストレスでは電子が不足しているので、電子を補いましょう」と言うことで、抗酸化物質や電子を与える機械を使用しています。これは、リアルサイエンスでは、犯罪行為です。
その理由は、拙著『ガンは安心させてあげなさい』や基礎医学等で詳述してきましたが、今回は電子の動きを中心に再度復習していきましょう。私たちは、糖質から電子を受け取って、それを細胞内で
●解糖系 → TCA回路 → 電子伝達系(ETC)
とリレーして、最終的に酸素に受け渡します。
この過程で、ミラクルホルモンである二酸化炭素とエネルギー(ATPあるいは熱)が発生します。この電子のフローがどこかで滞ると、非常にまずいことが起きます。何がまずいかというと、停滞してフリーとなった電子は、近傍の酸素(ミトコンドリアでの最終段階ではなく)と反応して、活性酸素(スーパーオキサイド)を形成します。
この活性酸素は、現代人に蓄積している鉄などの重金属と反応して、より反応性の高い活性酸素(ハイドロキシラジカル)を生成します。このラジカルがプーファと反応することで、過酸化脂質(アルデヒド類)が発生すれば、生命場は一瞬にして「シックネス・フィールド(病気の場)」に転換します(これを真の”酸化ストレス”と呼ぶ)。これであらゆる病態が引き起こされます。つまり、細胞内が電子過剰になり、還元状態になることが、病態と呼ばれるものの正体なのです。プーファからアルデヒドができる酸化ストレスは、その結果にしか過ぎません。
さて、私たちは、この電子の停滞・蓄積に対して、緊急の対処法を持ち合わせています。まず、解糖系とよばれる部分では、糖質からの電子が滞った場合には、ピルビン酸→乳酸への反応の際に、電子を吸収します(つまり活性酸素が発生しない)。しかし、この細胞内の乳酸の過剰蓄積によって、乳酸が濃度勾配に従って細胞外に出ることで、より細胞内は還元状態(アルカリ、電子過剰)になるという悪循環になります(拙著「ガンは安心させなさい」参照)。
次にTCA回路で、電子が滞った場合には、脂肪を合成することで、電子を消費します(ガン細胞は脂肪リッチです)。これはあくまでも緊急の処置であり、この状態が慢性的に続くものが、感染症、自己免疫疾患やガンと呼ばれている病態です。
しかし、最後のミトコンドリアでの電子伝達系では、この緊急のバックアップシステムがありません。つまり、電子伝達系で電子が停滞すると、それは即、過酸化脂質の発生につながるのです。この電子伝達系で電子の停滞を起こすものが、脂肪の燃焼です。特に糖質の代わりにプーファを燃やすと、この電子伝達系で大量の電子が停滞し、アルデヒド(過酸化脂質)の大発生につながります。このように慢性病の病態は、細胞内における電子のフローの渋滞による、電子過剰によって過酸化脂質ができることで起こります。こうやってリアルサイエンスで見ていくと、脂肪の燃焼、脂肪の合成亢進というものが、「シックネス・パターン(病気のパターン)」であることが理解できます。
さて、この慢性病の病態である細胞内還元(アルカリ)状態は、細胞内の過剰な電子を処理することで改善されます。その電子を処理してくれるものが、私が「ヘルスネス・サブスタンス(健康の場をつくる物質)」と呼んでいる酸化物質です。
その代表例が、「クワイノン(クイノン、quinone)」と総称される物質です。クワイノンは自然のハーブに含まれるものです。一部はテトラサイクリン系抗生物質やビタミンKなども、このクワイノンに分類されています。これらのクワイノンは、強力な抗がん作用や抗炎症作用を持っていますが、感染症に対しても絶大な効果を持っています。「エモジン(emodin)」と呼ばれるハーブ(カスカラ)の成分はクワイノンの一種です。エモジンは、サーズ(SARS)や新型コロナウイルス粒子の特徴とされるスパイクタンパク質と私たちの細胞のタンパク質(angiotensin-converting enzyme 2,ACE2)の相互作用をブロックし、感染性を低下させることが報告されています。その他のコロナウイルスの遺伝子(open-reading-frame 3a)をブロックして、細胞感染した後のウイルス放出をブロックすることも報告されました。
さらに同じクワイノンに属するテトラサイクリン系の物質(doxycycline)も、感染症の終末像である「敗血症(sepsis)」に対して有効であることが報告されています。
これらのクワイノンには、感染症以外にも抗血栓・抗アレルギー・神経保護・肝臓保護・血圧低下・血糖降下作用などさまざまな効果があるとされていますが、これらの作用は全て、細胞内の過剰な電子を吸収することによって糖のエネルギー代謝を回す「酸化作用」に尽きます。アスピリン(サリチル酸)は、新型コロナの集中治療室での死亡率を低下させることが報告されていますが、これもサリチル酸の酸化作用(電子受容)によるものです。そしてメチレンブルーと言う酸化物質も新型コロナウイルス感染症に有効であることが報告されています。
ちなみに、アルデヒド、活性酸素種(ROS)、重金属なども他の分子から電子を奪います。これは、細胞内の過剰な電子を吸収するのではなく、近傍の分子から電子を強引に奪う作用しかありませんので、「ヘルスネス・サブスタンス(健康の場をつくる物質)」と呼んでいる酸化物質の範疇には入りません。
この細胞内電子過剰は、電子のフローが滞っているので、糖のエネルギー代謝は低い状態とイコールです。電子のフローがどこで滞っているのかをリアルサイエンスで見ていくと、病態の本質が見えてきます。そして、過剰蓄積した電子を受け取る電子受容体(electron acceptor)としてクワイノンの他にも二酸化炭素、メチレンブルーなどの酸化物質は感染症全般に有効なのです。
引用:「今だから知るべき!ワクチンの真実」崎谷博征 著 p.309-313
大黄、ルバーブ、アロエにはクワイノンが含まれているそうです。
ビタミンKもクワイノンだそうです。
*『このサプリメントを摂取すぎると死亡する!』 | Dr.崎谷ブログ
”食事から全ての栄養素を摂取できるのが理想的”とのことです。
*『重金属のダメージにはコラーゲンが最適!』 | Dr.崎谷ブログ
崎谷博征 先生のブログ
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