前回の記事に引き続き、
崎谷博征 先生の著書「今だから知るべき!ワクチンの真実」にある、感染症対策(シェディング対策)について引用させていただきたいと思います。
その前に、この本の帯にも書かれているワクチンに頼らず感染症(シェディング)を防ぐ15の心得と、崎谷博征 先生が感染症をどのようなものと考えていらっしゃるのかについて引用させていただきます。
ワクチンに頼らず、感染症(シェディング)を防ぐ15の心得
1、糖のエネルギー代謝を高める
2、良質の糖、塩、タンパク質を日常的に摂取する
3、プーファ(多価不飽和脂肪酸)・フリーを目指す
4、LDLコレステロールを摂取する
5、酸化物質(電子受容物質)を摂取する
6、オレンジジュース(搾りたて・無添加)が効果的
7、コーヒーやお茶も効果的
8、エンドトキシンとセロトニンをブロックせよ
9、鉄と抗酸化物質を避ける
10、屋外に出て太陽光を浴びる
11、転地療法が効く
12、森林浴もおすすめ
13、空気洗浄機やイオン発生器を使用しない
14、消毒薬を使用しない
15、イソジン消毒をしない
■”感染症”という病態は存在するのか?
1918年に世界最初のパンデミックと呼ばれる「スペイン風邪(通称 Spanish flu)」という病態が大流行しました。これが感染症であるという証明を行うため、翌年の1919年に、米国マサチューセッツ州ボストンの半島(ディア島)で海軍兵のボランティア68名にコッホの原則を応用する臨床実験が行われました。
典型的なインフルエンザウイルス感染症の人(インフルエンザウイルスの感染によって感染症になっていると考えられていた)の痰、分泌物や血液を健康なボランティアに接種(皮下、血管内)しました。しかし、誰一人として感染症を発症しなかったのです。実は、この実験では、バクテリアであるインフルエンザ棹菌も同時接種したのですが、それでも健康なボランティアは、感染症にはならなかったのです。
このうち30人には、喉や鼻の奥にバクテリアを擦り込みましたが、それでも感染しませんでした。また別の健康なボランティアの10人に、インフルエンザウイルス感染症と考えられていた10人と狭い部屋で同居させる実験も行いました。わざわざ、健康な人の顔に感染者の咳をかけることまで行ったのですが、誰一人として感染しなかったのです。(social distanceがいかにリアルサイエンスではないかが分かる逸話です)。
さらに、ジフテリア、腸チフス菌、髄膜炎菌、さらには結核菌まで、入念に健康人の鼻粘膜、扁桃、舌下などに塗りつける臨床実験が続けて行われましたが、やはり健康人に感染症を発症させることはできませんでした。
この臨床実験が紹介されている本では、ある昔の医学雑誌(『Physical Culture magazine』May,1919)にフレイザー(John B.Fraser)という医師が、大変重要な指摘をしていることが紹介されています。それは、「1911〜1913年にかけて行ったトロントの臨床実験では、インフルエンザウイルス感染症と診断されてから、インフルエンザウイルスなる微生物(本当は細胞のエクソソーム(後術))が発見されている。この微生物は、病気になって初めて生産されるもので、無害の可能性がある」と言及しているのです。
後術するポリオ(acute poliomyelites、急性灰白髄炎)もポリオウイルスの中枢神経感染によって四肢の急性弛緩性麻痺(acute flaccid paralysis,AFP)などが引き起こされるウイルス疾患であると現代医学が勝手に決めつけています。しかし、ポリオ患者と同じベッドで寝た健康人や濃厚接触した者に、ポリオが感染することがないことは20世紀初頭から良く知られている事実です。ポリオは小児麻痺の大きな原因ですが、小児麻痺が感染するというようなことを寡聞にして聞きません。
病原体があって、それが感染することで感染症が発症するという「病原体仮説(germ theory)」は、このように100年以上も前から疑問だらけの仮説に過ぎないのです。この誤った前提を基礎にしたワクチンという手法が、感染予防になるどころか、私たちの心身に甚大な悪影響を及ぼすのは当然の帰結です。これをリアルサイエンスで見てきましょう。
引用:「今だから知るべき!ワクチンの真実」崎谷博征 著 p.25-27
というわけで、ここからは前回の記事の続きになります。
崎谷博征 先生は、感染症(シェディング)にはワクチンではなく、糖のエネルギー代謝を高めることが重要とおっしゃっています。
糖のエネルギー代謝を高める重要なポイント(全13)の1つ目が、
1.良質な糖、塩、タンパク質を日常的に摂取しておく&プーファ・フリー
でした。
2つ目のポイントは、以下の通りです。
(これが、かなり驚きの内容でした。今までの健康診断は何だったのでしょうか。感染症を広めるために、健康診断で人の体を監視してコントロールしていたのでしょうか。そうとしか思えません。)
2.感染症に効果のある物質を摂取する
まずは、LDLコレステロールです。LDLコレステロールは、現代医学や健康ポップカルチャーでは、「悪玉コレステロール」の異名を持っていますが、とんでもありません。感染症では糖の次に必須の物質です。新型コロナウイルス感染症では、LDLコレステロール値が低い人に感染していることが分かっています。LDLコレステロールには、バクテリアの毒素やウイルスを不活性化する重要な作用が認められています。これは、LDLコレステロールが糖のエネルギー代謝によって、私が保護ホルモンと読んでいる重要な抗ストレス、抗ウイルス作用を持つプロゲステロンやプレグネノロンに変換されるからです。新型コロナウイルス感染症の死亡率も、妊婦の方がそうでない女性よりも15倍低いことが報告されています。妊婦になると、プロゲステロンの体内産生が上昇し、エストロゲン濃度が低下するからです。実際、感染症の重症例である敗血症(sepsis)では、エンドトキシン(内毒素)が原因となっていますが、プロゲステロン(その誘導体のアロプレグネノロン)はこのエンドトキシンによる過剰な炎症をブロックします。またプロゲステロンは、炎症による組織障害を速やかに修復する保護作用が強いのです。
このプロゲステロンやプレグネノロンといった感染症を防ぐ保護ホルモンの大元であるLDLコレステロールは、グルコースやフルクトースといった単糖類から体内産生されます。そのLDLコレステロールの合成をブロックするのが、オメガ3やスタチン製剤(コレステロール降下剤)です。したがって、まずはオメガ3やコレステロール降下剤を避けなければなりません。
1900年代に劇的に感染症の死亡率が低下したのは、インフラの改善以外にもいわゆる感染症の本態である”免疫抑制状態”を解除する物質の発見も寄与しています。その1つが、1920年代に発見されたビタミンAです。ビタミンAはとりわけ、粘膜表面の保護作用が強い重要なビタミンです。これは、ビタミンAが、私が”保護ホルモン”と呼んでいる抗ストレス物質を作ることが関係しています。
実際に、ビタミンAの投与によって麻疹で入院した人の全死亡率(ovearall mortality)を60%低下させました。幼児ではビタミンAによって、90%の死亡率の低下が認められました。子供の肺炎(麻疹による?)による死亡率もビタミンAの投与によって70%も低下しているのです。ビタミンAは前述したLDLコレステロールから保護ホルモンを産生するのに必須のビタミンだからです。
ただし、前述したように乳幼児の時期からの複数回のワクチン接種によって、肝臓障害が引き起こされます。その結果、肝臓に蓄積されているビタミンAが血液中に放出され、ビタミンA過剰(hypervitaminosis A)になることで、ワクチン後遺症として知られているアレルギー、中耳炎、神経発達以上(自閉症も含む)や先天性風疹症候群が起こっている可能性があることも報告されています。したがって、複数回のワクチン接種をすでに受けている人では、むしろビタミンAをサプリなどで摂取しないほうが賢明です。
ビタミンDも、感染症では必須のホルモンです。ただし、いわゆるサプリメントや医薬品として販売されている活性型ビタミンD3といわれるものは非常に危険ですので、糖やコレステロールをしっかり摂取して、太陽光に当たることでビタミンD2を体内産生するようにしましょう(ビタミンD2はストレスがかかると腎臓でビタミンD3となります。ビタミンD3は、骨からカルシウムを流出させ、細胞内にカルシウムを流入させることで炎症を加速させます。5Gと作用は同じです)。またペパーミント、シナモン(セイロンシナモンのみ)やマーマレード(marmalade )などの柑橘系の皮の成分も優れた抗ウイルス、感染症治療効果を持っていることは1900年初頭から知られています。
これらの感染症に効果のある脂溶性ビタミンやハーブの実際の効果は、微生物に対するミサイル(magic bullet)ではなく、”免疫抑制”を解除する(=糖のエネルギー代謝を回す)ことにあります。生姜、セイロンシナモンやビール酵母なども糖のエネルギー代謝を高める作用を持っています。糖のエネルギー代謝を高める物質は、すべて感染症には有利なのです。
引用:「今だから知るべき!ワクチンの真実」崎谷博征 著 p.307-309
オメガ3(フッシュオイル、アマニ油)を取るのは直ちにやめたほうがよさそうですね。
*『オメガ3の真実:続プーファ・フリー』の実体験 | Dr.崎谷ブログ
(以下、上記記事より引用。)
オメガ3という猛毒が入ってくると、体内は抗ストレス物質やデトックス機能を全開にします。
(中略)
オメガ3を排出すべく最初に登場するのがまさに善玉コレステロールといわれるHDLです。
HDLは、蛇毒、蜂毒やエストロゲンなどの毒性物質が体に入ってくると生産がアップします。
これらの毒を吸着してデトックス器官である肝臓に運搬するからでしたね(^_-)-☆。
(中略)
HDLが高いというのは、かなりストレス下にあるという重要なサインなのです。
そして民間療法が言うところの「好転反応」というものは存在しません。
好転するのではなく、”悪化”していく兆候なのです。
<崎谷博征 先生のブログ記事>
*【新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連記事一覧】 | Dr.崎谷ブログ
*『感染症に効くマーマレードの効果とは?』 | Dr.崎谷ブログ
*『なぜ冷奴(豆腐)にショウガなのか?』 | Dr.崎谷ブログ
崎谷博征 先生のブログ
糖のエネルギー代謝を高める重要なポイント(全13)の2つ目は以上となります。
ワクチン後遺症やシェディングで色々試してみても治らないとかありましたら、ここに書かれていることを何か試してみてくださいね。
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