CoRoNano

Continuation of RO(reverse osmosis operation) at the nano-level

生成AIとの付き合い方。人生全般に言えること。

 

生成AIについての新聞記事があったので、掲載させていただきます。

 

”この革命的な技術を使いこなすために私たちに必要なのは何か。(中略)つまり、さまざまな情報の中から自分たちにとって有用で意義のあるものを、事実と証拠にもとづいて合理的な判断基準で選抜できる力を身につけること(新聞より引用)”

 

これはチャットGPTを使いこなす場合だけでなく、人生全般で言えることだと思います。

テレビや新聞、ネットで流れている情報は何が正しくて何が間違っているのか、本屋に並んでいる今売れている本に書かれている内容は、本当に真似してよい情報なのか、みんながやっていることや世間で常識と言われていることが、本当に正しいのか。

その判断次第で人生は全く違う結果になってしまいます。

 

例えば、ワクチンの情報がまさにそうでした。そして、北朝鮮からのミサイルもそうです。本当にワクチンは効果があるのか、実際に効果があったという人はどれだけいるのか、本当にミサイルは飛んできたのか、実際に飛んできたところを見た人はいるのか、写真は本物なのか、など、事実と証拠にもとづいて合理的な判断基準で・・・とは程遠い状況に置かれています。

(関連情報)北朝鮮、「衛星打ち上げ」失敗 事実上の弾道ミサイル―「早期に2回目」表明:時事ドットコム

 

ワクチンやミサイルだけではありません。例えば、何の疑問も持たずに、ただみんながそうしているからという理由だけで、多くの人が選んでしまう選択の一つに、多額の住宅ローンがあります。

子供の頃から、借金はしてはいけないとか、保証人になってはいけない、などと教えられる人は多いのではないでしょうか。にも関わらず、住宅ローンに関してだけは、何の躊躇もなく、何の疑問も持たずに、全く合理的ではないのに、まるでそれが一人前の大人になるためには必要であるかのように、いとも簡単に受け入れてしまう人は多いと思います。

 

あるいは、選挙もそうです。全く合理的な判断もせずに、選挙で”適当に”政党や候補者を選んでしまっています。その”適当な”判断の繰り返しが、今のような世の中を作り上げてしまったことも否めません。もちろん、それだけが理由ではないとは思いますが。

(関連情報)マイナンバー法など改正案 参院特別委で可決 6月2日に成立へ | NHK | マイナンバー

 

そこまでの話ではなくとも、例えば、ネットで天気予報を見て、今日は雨だから・・・と、信じ込んで、雨が降るのを待っていたら、いつまで経っても雨など降らず、一日中、快晴だった・・・なんてこともあるのではないでしょうか。それは、”五感”や”経験知”を全く無視して、ただ、ネットにそう書いてあるから・・・という理由だけで、間違った判断をしてしまっているのだと思います。

 

たとえ、天気予報が雨でも、外に出て空を見渡せば、どこにも雨雲の気配はなく、空気もカラッとしていて清々しいと感じるなら、雨は降りそうにないな、という直感が働くと思います。もちろん、最近は気象操作されているので、”経験知”というものを書き換える必要があります。しかし、もし、ネットの情報だけを鵜呑みにするなら、気象操作する必要さえなくなると思います。例えば、天気予報で「今日は大雨が降ります。危険ですので、外出せずに部屋に閉じこもっておいて下さい。」と言っておけば、コロナ禍のロックダウンの時のように、人々の行動を制限し、コントロールできてしまいます。あるいは、「今年は例年より大荒れの天気が多く、気温も低めなので、農作物は育ちません。」と言っておけば、もしかしたら、食糧危機を起こせるかもしれません。

 

天気予報だけでなく、Jアラートなども、事実や証拠がなくとも、警報を鳴らだけで、戦争を開始することさえできてしまうかもしれません。

 

人間の感覚を放棄して、さまざまな情報を鵜呑みにするのは、とても危険だと思います。

人々を洗脳するための最新兵器が”生成AI”なのではないでしょうか。だとすれば、決して人間の主導権を”生成AI”に奪わせてはならないと思います。

 

”ほどほどに付き合っていこう(新聞より引用)”というのが、良さそうですね。