CoRoNano

Continuation of RO(reverse osmosis operation) at the nano-level

マティアス・デスメット博士。コロナ禍における大衆形成と全体主義。その先にあるもの。そして、これらに抵抗する最良の方法とは。

コロナ禍で マス・フォーメーション (大衆形成) が起こっていることを指摘した心理学博士、マティアス・デスメット氏の動画が興味深かったので、ここに掲載させていただきます。

コロナ禍のこのような心理に迎合することなく、平和的に抵抗し続けたいものです。

 

odysee.com

(動画より一部引用)

思うに大衆形成というのは、これを示していますね、人々が本来的に社会的存在であることです。そして、孤独を感じてしまうと、突然、何でもするのです。再度つながるようにです。たとえ、自身を犠牲にしてもですよ。そして、全体主義の勃興に直面するのです。最も重要なことは、異議の声を上げ続けることです。これを、正直に、誠実に、可能な限り平和的にです。非暴力抵抗運動が常に最良の結果を出します。少々皮肉ですが、最終的にはこれが良いニュースです。大衆形成と全体主義は、常に自分自身を破壊します。比較的短いタイムスパンでです。もし、人々が迎合しなければですね。声を上げ続ければ、成功することでしょう。

出典:字幕大王

 

(動画より一部引用)

自然やほかの人間を見た時に、私の思考の中にある分類に押し込めることはできないと気づいたのです。これがほかのものもですが、私を少しずつ、神秘論的な考え方に向かわせたのです。(中略)自分より大きなものからの接触、自分の知識よりはるかに大きな知識が、自分の外にあるのだという気づき。真の知識は自分の外にあるのだと。それが本当に偉大な科学者が言っていることの本質なのだと私は思います。

(中略)

論理的な知識には限界があると気づいたのです。

(中略)

全体主義も同じだと思います。理論が完璧ですべてだという幻想を信じているわけです。それが全体主義という言葉の意味です。自分の信じる理論があって、ヒットラーの民族理論でも、唯物論でも、スターリンが信じた唯物史観でも、完璧な理論があると信じそれを社会に強要すれば、新しい社会を築くことができ、人間をその制約から解放できると、狂信的に信じているのです。

それが現代のトランスヒューマニズムであり、テクノクラシーの考え方です。人間を理論的に理解することで、人間の本質的な制約を乗り越え、未来の楽園を作ることができるのだと。

でもハンナ・アーレントが言ったように、全体主義の楽園は地獄のように見えます。それで終わりです。世界の論理的な理解がすべての基礎であり、そのような理論的理解から世界をコントロールできると信じている人々は人類すべてを破壊し悲惨な暗黒の社会を作り出す傾向にあります。

出典:字幕 by queserasera.cc – 主流メディアでは語られない内容の動画に字幕を付けて配信しています

 

 

 

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